低髄液圧症候群とは

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低髄液圧症候群とは交通事故の衝撃などの影響により髄液が漏れ出して少なくなり、それにより頭痛、めまい、耳鳴り、首の痛み、視力の低下、全身の倦怠感などの症状を発症する病気のことを言います。通常、髄液は硬膜と脊髄の間にあるくも膜下腔と呼ばれる位置に存在し、脳や脊髄の表面を流れています。低髄液圧症候群には座っている状態から立ち上がる際、症状が悪化してしまうという特徴があります。交通事故に詳しい弁護士の間では脳脊髄液減少症とも呼ばれています。日本ではまだあまり知名度の無い病気です。

症状は頭痛に限らず,そのほかにも,気分が悪くなり,吐き気がすることや,ひとつの物が2つに見えること,耳が聞こえにくいこと,首が痛いこと,視野が狭くなること,めまいなどが臨床症状として認められています。 その後,髄液圧が低下していないのに,同様の症状が現れている例が相当数あることがわかりました。そうして,次第に,上記症状は髄液圧の低下が必ずしも原因ではなく,髄液の漏出による髄液減少に原因があることがわかってきたのです。この見解に立つ医師らは,こうした病態を低髄液圧症候群と区別して,脳脊髄液減少症と位置づけています。

低髄液圧症候群になる要因の最も多いものとしてむち打ち症があります。追突事故などが原因でむち打ち症の症状が発症し、後遺症として激しい頭痛、めまいなどの症状が長く続くという場合には低髄液圧症候群の可能性があります。

低髄液圧症候群はその病気自体の認知度が低いことから、これを理由として慰謝料の増額を行うことが非常に難しいです。実際に過去の判例などでは頭痛やめまいの症状の原因が低髄液圧症候群であると認められたケースもありますが、交通事故案件に強い、経験豊富な弁護士のサポートがなくてはほとんど不可能だと言っても過言では無い程です。

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